現在の読者数 : 0 人
八重歯や乱杭歯を矯正する場合に、歯をまっすぐに並べようとしたら、
ガタガタになっていた歯が入るための余分のスペースが必要になります。 歯並びの悪い方は顎が小さい場合が多いので、どうしてもスペースが足りません。デジタルX線センサー このスペースを作るために、「小臼歯」という歯を抜く場合があります。 小臼歯は前歯と糸切り歯の次、大臼歯との間にある歯で、 中心から4本目を第一小臼歯、5本目を第二小臼歯といいます。 この第一小臼歯を抜くと隙間ができます。 また、第一小臼歯は、場所的にも前歯を移動させやすい場所です。 この隙間にガタガタの前歯を動かして行くと、きれいに並べることができます。コンプレッサー しかし、やはり歯を抜くことに抵抗を感じるのは普通ですし、 歯を抜かずに矯正できるなら、それにこしたことはありません。 PORXポータブル式歯科X-ray診断装置 そこで、歯を抜かない「スライス矯正」という方法が考えられました。 これは、歯の両側を少しだけ削って、幅を小さくすることでスペースを作ろうというものです。歯科器材 歯を削ると言っても、ほんの少し(0.25~0.5mm)なので、歯に影響はありませんし、 いちばん外側のエナメル質をすこし削るだけなので、痛みもありません。 こうして歯を削ってできたスペースを使って、歯を移動させていくわけです。 ただし、全ての矯正にこの方法が使えるわけではありませんので、 興味を持たれたら、まずは専門の矯正歯科にご相談ください。 関連記事:歯周病が妊娠成功率に影響 |
||||||
この記事へのトラックバックURL
https://teeths.prtls.jp/tb/d_0512c2da7e15c6
|
||