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15年は日本郵政グループ3社、16年はLINEといった大型銘柄が上場したが、17年最大の上場は佐川急便の持ち株会社SGホールディングス(SGHD)だ。12月13日、東証1部に新規上場した。公開価格(1620円)を17.3%上回る1900円で初値を形成。その後も株価は上昇し、12月29日に2340円の上場来高値をつけた。日立物流との経営統合の思惑が買い材料になっている。歯科用ルーペ
SGHDの初値に基づいた時価総額は6102億円。ヤマトホールディングス(13日の終値ベースで9680億円)、日本通運(同7445億円)に次ぐ規模となった。従業員持株会が大株主のため、“飛脚便”のドライバーのなかにも大金を得た人がいるとみられている。スリーウェイシリンジ 12月13日にはマツオカコーポレーションが東証1部に上場した。初値は公開価格(2600円)を46.2%上回る3800円となった。ファーストリテイリングが運営するユニクロ向けがメインのOEM(相手先ブランドによる生産)企業。「値がさ株で最低投資単位が440万円のファーストリテイリングに手を出せない向きがマツオカを代替株と捉えている」(市場関係者)。ユニクロ以外の衣料品メーカーに食い込めるかどうかが、今後の株価上昇のカギを握る。マツオカコーポレーションの12月28日の高値は4005円で、上場来高値だ。 ユニークなのは、歯科材料の通信販売会社、歯愛メディカル。全国の歯科医院の90%にあたる7万件と取引がある。12月18日にジャスダックに上場し、初値は公開価格(3300円)を22.1%上回る4030円をつけた。プロ向けマーケットのTOKYO PRO MARKET(TPM)に上場していた銘柄で、ジャスダック上場に伴いTPMを上場廃止になった。変則的な“くら替え上場”である。 https://plaza.rakuten.co.jp/dentaljp/diary/201801180001/ |
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