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最近、ガムや歯磨き粉のCMで「再石灰化」ということが良く言われるようになりました。
再石灰化とは、歯の表面で唾液によって常に起こっている修復作用のことです。デジタルX線センサー 歯にくっついた歯垢の中にいる虫歯菌は、食べ物に含まれている糖から酸を作り出して、歯の表面を溶かしていきます。これを脱灰といいます。 歯は脱灰で傷ついてしまいますが、同時に唾液が脱灰した部分を埋めて歯を修復します。 これが再石灰化という作用です。義歯関連材料 食べ物や飲み物が口の中に入ると、脱灰と再石灰化は同時に常に起こり、歯は自然に正常な状態に戻ります。ただし、甘いものや酸味のあるものを食べすぎると、脱灰が再石灰化を上回ってしまい、歯が溶けて虫歯になります。 JX®歯科歯列矯正歯模型M3004 逆に再石灰化を強めることによって、歯を強くしようということが言われはじめました。歯科ドレープ 食後にキシリトールガムを噛んで、唾液をたくさん出すことで、再石灰化を強めようというのです。唾液だけでなく、キシリトール自身もカルシウムと結合しますので、再石灰化が促進されます。 これらの作用は、虫歯になる前の状態の歯に対して有効です。歯に穴があいてしまってからでは、それを修復する事が出来ません。 脱灰が再石灰化を上回る事を防ぐには、日頃から糖分を取りすぎないようにし、糖分の入ったものをだらだらと食べたり飲んだりしないよう、生活習慣に気をつけましょう。 関連記事:お子さんの虫歯は早期発見で |
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