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研究は、愛知県名古屋市内における歯科検診の受診者3,390人を対象に実施した。健康な歯周状態を有した20歳以上で、かつ歯の本数が20本以上である人を調査対象としており、5年間にわたり追跡調査を実施。リスク因子である年齢や喫煙歴、BMIなどを考慮して分析を行ったという。その結果、5年間で歯周病を発症したのは男性が899人(31.6%)、女性が129人(23.8%)だった。歯冠修復
さらにこの発症者を職業別に分類し、歯周病になりやすい仕事の人を突き止めたところ、男性で顕著な差が出た。過去の研究で最も歯周病になりにくいことがわかっている「専門的・技術的従事者」の発症率を「1」とした場合、タクシードライバーなどの「運輸・通信従事者」の値は2.74となっており、実に3倍近くも歯周病になりやすいリスクを抱えていることが判明した。次いで「生産工程・労務従事者」(2.52)、「販売従事者」(2.39)となっており、「サービス従事者」が最も低く0.67だった。一方、女性においては有意差が見られなかった。エアスケーラー 入江氏は同研究において、男性では「運輸・通信従事者」や「生産工程・労務従事者」などの職業で歯周病リスクが高くなった理由として、精神的なストレスが関与していると考察。これらの職種は長時間労働やシフト制の労働が多く、十分な睡眠や休息がとれずにストレスが高いことが報告されている。こういった職業由来の精神的なストレスは、歯磨きの回数や歯間ブラシの使用に悪影響を及ぼすため、その結果として歯周病リスクが高まったのではないかとしている。 http://blog.goo.ne.jp/oreenn/e/3719e7f2fd18148b4b63c190a626118c |
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