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Q 歯の根治療 3年後、あごに痛み
3年前、虫歯で左下の歯の根を治療しました。最近、その歯に近いあごの骨のあたりが痛み、歯茎が腫れました。原因は何でしょうか?(女性・45歳) A 根管に細菌 歯周炎に 歯の根の治療(根管治療)は、虫歯が悪化して歯の神経にまで炎症が起きたり、何らかの原因で神経が死んでしまったりしたときなどに行います。抜髄(ばつずい)(歯の神経を抜く)をし、神経が通る管の根管を洗浄、殺菌して感染を防ぐ薬で満たします。治療が不十分な場合、細菌感染による根尖性(こんせんせい)歯周炎が起こりやすくなります。歯冠修復 よくある症状は歯の根や周辺が腫れ、うずきや痛み、うみがでます。神経はないので、虫歯のようにしみる痛みは感じず、歯をたたいたりかんだりすると、痛みが出るのが特徴です。 根管治療がきちんとされていても、数年たって起こることもありますし、歯ぎしりや歯をぶつけるなどして歯根が割れる歯根破折(はせつ)になっても同様の症状が出ます。 根尖性歯周炎の場合は根管を再治療します。場合によっては腫れたり、うんだりしている部分を取り除く歯根端(しこんたん)切除手術をします。エアスケーラー 歯根破折の場合は、歯根を元に戻す再植術という治療もあります。ただし、再植術は特殊な技術が必要なため、すべての歯科医療機関で行っているわけではありません。 口の中には無数の細菌がいて、根管治療をしっかりしても、細菌感染のリスクをゼロにはできません。根管治療の後も、歯の根のあたりや歯茎がうずいたり、痛みが出たりした時は早めの歯科受診が大切です。 http://adental.on.omisenomikata.jp/diary/1687552 |
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