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はじめに「事前対応の歯科医療」を意識する
皆様の人生を長期的視点でみたとき、歯の健康が得られている方の人生は大変素晴らしいものになる! ということを、日々の臨床において多くの患者さんを見るたびに実感しています。歯科レントゲン しかしながら、今でも多くの方が「痛い・ 詰め物がとれた」などの問題が生じてから歯科医院へ緊急的に駆け込む「場当たり的な、事後対応の歯科医療」になっているようです。シェードガイド 子どもの頃は定期的な歯科検診がありますが、大人は何か問題が起こらない限り検診を受けるきっかけがありません。しかし、歯の健康は知らず知らずのうちに損なわれている可能性があります。また、歯のトラブルは想像以上に日常に支障をきたします。ですから、本来は「予防」「メンテナンス」をして健康状態をキープすることが理想的なのです。実際、欧米では「事前対応の歯科医療」の方が一般的です。 歯科医師としてお勧めしたい「事前対応の歯科医療」とは、3つのステップで成り立っています。 1. まずは自覚症状の有無にかかわらず歯科医院へ予約をとって、口腔内の検査を受ける。 2. そして歯科医師によって問題ありと診断された場合には、的確な予防管理のもと重症化しないうちに然るべき処置を済ませる。 3. 問題なし または問題歯の処置後に、定期検診にて以下の点などを確認していき、口腔内のレベルを高い位置に保っていく。 ・新たな問題が生じていないか? ・材料劣化は生じていないか? ・歯磨き等の予防管理が自己流になっていないか? 「事前対応の歯科医療」は初期のうちは大変なのですが、それを乗り越えてしまえばとても快適、そして経済的に過ごすことができます。 https://adental.on.omisenomikata.jp/diary/1762744 |
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